お茶刈り



5月15日(土)16日(日)
静岡金谷で、16年間、農薬、化学肥料に頼らずにお茶栽培されている杉本園さんの援農に行って来ました。
例年ならば、お茶刈りで大忙しのはずが、低温で新芽が伸びず、今回は草取りのお手伝いとなりました。
杉本園さんの茶畑は、山の斜面にあり、そのロケ―ションはまるで「風の谷のナウシカ」!
茶畑には霜を避けるために、背の高い小さな扇風機がたくさん立っているので、よけいに風の谷っぽいのです。
金谷は噂通り、茶畑だらけ。
けれど、杉本園さんの畑のように草も一緒に生えている畑はありません。
お茶の木と木の間も狭く、どうやって人が歩くのか不思議なくらい。
そんな中、杉本園さんのお茶の木はのんびりゆったり育っている様子です。
草取りといっても、お茶を刈る時に邪魔になる草をとっていくのが基本です。
決して草を敵扱いしていません。
逆に、「雑草が土を作っている。つくづくそう思う。」
と、杉本園さんのお父さんがおっしゃっていました。
雑草が生い茂る杉本園さんの畑の土は、あたかかく、ふかふか。
この土の中には想像もつかないくらいたくさんの命が息づいているのだろうと思いました。
虫や動物と共存しているお茶の木、そして杉本園さん。
だからおいしいお茶なんだなぁ…。
印象にのこったお母さんのお話し。
「お茶かりのこの時期だけは、他の農家も薬の散布はしないけれど、刈ったら途端に薬かけるから…」
いったいどこまで人間は偉いのでしょうね…
杉本園さんのおいしい新茶は、続々入荷しています!
試飲もできますので、どうぞお試しください!
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